岩間温泉
2017年 01月 25日
今から30年前の事
北海道へ移住してきて間もなく、旅人から「幻の温泉がある」と言う話を聞いた。
そんな話を聞けば誰でも行きたくなるのではないかと思うがしかし、大変な所らしい・・・
とにかく僕は早速、未走行林道探険の準備をした。
旭川からR39を東へ層雲峡を越え、大雪ダムを帯広方面に向かい三国峠に入る。
三国峠から見下ろす景観は最高に気持ちが良い
その幻の温泉に辿り着くまでは石がゴロゴロしてたり、川が有ったりすると言うので
選んだバイクは「BMW R80GS」だ。 この選択は正解であった。
ゲレンデ・シュトラーゼと言う名を持つこのバイクは名門「BMW」がパリダカに出場させ、見事に3年連続優勝している優秀なマシーンである。
ワークスがR100GSではなくR80GSを選んだのは軽さとフットワークの良さだ。
フラットツインでありながら乗ってみるとビックリするほど身軽でパワーが有る。
若干、三国峠の高速コーナーでは120km位からフレームのヨーイングが出るけど
テールスライドする事は無かった。
もしかするとそう言うフレーム設計なのかもしれない・・・
三股を過ぎたら右へ入ると聞いたが入る場所がわからない。何度も往復してみたが
看板も出ていないので三股山荘に寄って珈琲でも飲みながら奥さんに聞こうと思った。
そうしたら奥さんのほうから 「どこまで行くんですか」と訪ねられたので、
「山奥に有る何とか温泉に行きたいんだけどどこから曲がるのかわからないんです」
と答えたら「ああ 岩間温泉ね」と言われてやっと名前がわかった。
「温泉が好きなんですか?」と聞かれたので「昔は海が好きだったんだけれど
最近は山の方が好きになってきました」と答えたら「歳をとってきたんですねえ」と言われ、なるほどそうかもしれないと思った。
でも奥さんはもっと素晴らしい温泉が有ると言う。
そこは糠平湖の裏湖畔に1人か2人がやっと入れる位の湯が沸いていて行くならば夕方にしなさいと言われた。
その理由は夕日が湖畔一面に反映して「オレンジ色の世界」に変わるらしい。
でもこの楽しみは次回にして岩間温泉への入り口を聞き 再度出発!
今度は入り口を見つけた。やはり登山道だった。
御覧の様に楽しそうな道でしょ!?
8km位行ったら左の画像の左端に写っている丸太を立てた看板?に赤い字で温泉マークが書いてあったけど、何か怖い・・・右画像の川も横断しなければならない。中央に奥へ続く道が有るの見えますか?
しかしこの日は川の水が増幅していなかったので深いところでも
水位はアクスルシャフトまでだった。
そして川を渡ったその奥にその幻の温泉は姿を現した・・・
画像の真中、崖にぽっかり穴が開いていてそこからかなり熱い湯が湧き出しているのだ。
歩いて対岸に渡らなければならないので丸太の上を両手を広げバランスを取りながら進む。
当然 脱衣場など無いから そのへんに落ちてる木でハンガーを作る。
そして入浴、でも人間裸にになると 何て無防備な事かと気がつき少し不安になるが、それにしても大自然の中での風呂は最高である!
(熱いので石をどけて川の水を引き込む事)
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北海道へ移住してきて間もなく、旅人から「幻の温泉がある」と言う話を聞いた。
そんな話を聞けば誰でも行きたくなるのではないかと思うがしかし、大変な所らしい・・・
とにかく僕は早速、未走行林道探険の準備をした。
旭川からR39を東へ層雲峡を越え、大雪ダムを帯広方面に向かい三国峠に入る。
三国峠から見下ろす景観は最高に気持ちが良い
その幻の温泉に辿り着くまでは石がゴロゴロしてたり、川が有ったりすると言うので
選んだバイクは「BMW R80GS」だ。 この選択は正解であった。
ゲレンデ・シュトラーゼと言う名を持つこのバイクは名門「BMW」がパリダカに出場させ、見事に3年連続優勝している優秀なマシーンである。
ワークスがR100GSではなくR80GSを選んだのは軽さとフットワークの良さだ。
フラットツインでありながら乗ってみるとビックリするほど身軽でパワーが有る。
若干、三国峠の高速コーナーでは120km位からフレームのヨーイングが出るけど
テールスライドする事は無かった。
もしかするとそう言うフレーム設計なのかもしれない・・・
三股を過ぎたら右へ入ると聞いたが入る場所がわからない。何度も往復してみたが
看板も出ていないので三股山荘に寄って珈琲でも飲みながら奥さんに聞こうと思った。
そうしたら奥さんのほうから 「どこまで行くんですか」と訪ねられたので、
「山奥に有る何とか温泉に行きたいんだけどどこから曲がるのかわからないんです」
と答えたら「ああ 岩間温泉ね」と言われてやっと名前がわかった。
「温泉が好きなんですか?」と聞かれたので「昔は海が好きだったんだけれど
最近は山の方が好きになってきました」と答えたら「歳をとってきたんですねえ」と言われ、なるほどそうかもしれないと思った。
でも奥さんはもっと素晴らしい温泉が有ると言う。
そこは糠平湖の裏湖畔に1人か2人がやっと入れる位の湯が沸いていて行くならば夕方にしなさいと言われた。
その理由は夕日が湖畔一面に反映して「オレンジ色の世界」に変わるらしい。
でもこの楽しみは次回にして岩間温泉への入り口を聞き 再度出発!
今度は入り口を見つけた。やはり登山道だった。
御覧の様に楽しそうな道でしょ!?
8km位行ったら左の画像の左端に写っている丸太を立てた看板?に赤い字で温泉マークが書いてあったけど、何か怖い・・・右画像の川も横断しなければならない。中央に奥へ続く道が有るの見えますか?
しかしこの日は川の水が増幅していなかったので深いところでも
水位はアクスルシャフトまでだった。
そして川を渡ったその奥にその幻の温泉は姿を現した・・・
画像の真中、崖にぽっかり穴が開いていてそこからかなり熱い湯が湧き出しているのだ。
歩いて対岸に渡らなければならないので丸太の上を両手を広げバランスを取りながら進む。
当然 脱衣場など無いから そのへんに落ちてる木でハンガーを作る。
そして入浴、でも人間裸にになると 何て無防備な事かと気がつき少し不安になるが、それにしても大自然の中での風呂は最高である!
(熱いので石をどけて川の水を引き込む事)
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by tturarc166
| 2017-01-25 18:25
| バイク