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地球外知的生命体探査

つい先日、地球から94光年とそれほど遠くない恒星「HD 164595」から「強いシグナル」が観測されたとして、「宇宙人からのメッセージでは?」と世間を騒がせました。そして現在、このシグナルが何だったのかを確認する動きが始まっています。
僕にとっては非常に重大なニュースです、と言うのは僕はSETI@Homeに参加しているから、もし自分のPCがそのような信号をキャッチして、それが「地球外知的生命体」と判断されれば学会において僕の名前とアメリカ合衆国のカリフォルニア大学バークレー校 との共同名で発表出来るからです。

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 Centauri Dreamsによれば、2015年5月にロシアの電波望遠鏡によってSETI(地球外知的生命体探査)の候補になりうる信号がキャッチされました。ただしSETIはこの信号について公式見解を出しておらず、今後その正体をメキシコのグアダラハラで開催される第67回国際宇宙会議で話し合うとしています。
 
SETIの天文学者のSeth Shostak氏は今回の観測について、このように語っています。「観測されたシグナルが宇宙人からのものだとは、まだ誰も確認できていません。ただし観測を行ったのは信頼のおける研究者で、信号もただのノイズとは思えない強さなのです。もしこのシグナルが地球外文明からのものだとすれば、それは地球よりもずっと進んだ文明を持っていることになります」
 
SETIは8月28日と29日に北カリフォルニアのアレン・テレスコープ・アレイを利用して、HD 164595の観測を行いました。Shostak氏は地球外文明からのシグナルであることを期待しながらも、実際には衛星や地上からの電波の混信だった可能性が大きいのではないか…と予測しています。

そしてロシアのタス通信が8月30日付けで伝えるところによると、先だってロシアの天文学者のチームが捉えた宇宙からの信号は、どうやら地球上での電波攪乱だったようです。(ガッカリ・・・)
これについてはSETIなども巻き込んだ騒ぎとなっていました。

 タス通信の報道では電波源は明らかにされていませんが、ロシア科学アカデミー天文研究所Alexander Ipatov所長によると、ソ連時代に同様の研究を行なっていた際に捉えた宇宙からの信号は、存在が公開されていないソ連の軍事衛星から発せられたものだったという。今回も同様のケースである可能性が強そうです。
SETI@home(セティアットホーム)はインターネット接続されたコンピュータ群を使うボランティア・コンピューティングプロジェクトで、アメリカ合衆国のカリフォルニア大学バークレー校 Space Sciences Laboratory が運営しています。SETI は "Search for Extra-Terrestrial Intelligence"(地球外知的生命体探査)の略で、SETI@homeはSETIの一部です。














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by tturarc166 | 2016-09-05 14:58 | 日々の出来事

美しきかな北海道 カントリーカフェ・ タイムトンネルから発信


by ムッシュ