病気になって思うこと
2016年 01月 17日
自分の体が癌に侵された時、どうして人間にはこんなに病気が多いのだろうと考えてみた。するとその時、ある先住民が伝えた事を思い出した。それは以前読んだ本の中にネイティブアメリカンの神話の中で「デラワレ族に伝わるトウモロコシの起源」の話だ。昔々、動物も植物も人間も共に会話出来る時代が有ったそうだ。しかしある時を堺に人間は多くの動物を狩り、そして食べ始めた。その結果、人間と植物、そして動物全体の数のバランスが崩れはじめ、いつの間にか会話も出来なくなってしまった。気が付くと人間だけが異常に増えて動物がほんのわずかな数になってしまった。ついに大いなる自然の神が怒り、罰として人間界に「病気の種」を撒いたのだ。病にかかった人間はどんどん倒れ、疫病の収まる事は無かった。するとそれを見かねた植物達が、大いなる自然の神に嘆願したのだ。「神様、もう人間を懲らしめるのはやめてください、このままだと今度は人間がいなくなってしまいます。」すると神様は「わかった、懲らしめるのはやめよう、しかし人間は人間自身で生きるすべを学ばなくてはならない。」と・・・しかし人間達の病はなかなか回復しなかった。すると植物達はそんな人間達を不憫に思い、自分達の体の一部を人間達に分け与えたのだ。するとその植物を食べた人間達は病気が治り、健康が回復した。これがメディスン(薬草)の始まりだった。現代では日進月歩で新薬が開発され、人間の寿命はどんどんと長くなっている。しかしそれ以前にもともと先住民達は長生きをしている。それはこの自然界の物全てに感謝しながら神様から与えられた大地「地球」の未来も考え生活をして来たからだと思う。
今、アメリカ製のハーレーダビッドソンに悠々と跨っているライダー達がよく腰からメディスンバッグをぶら下げているが、まさかその中には毒草(煙草)が入ってるのではないだろうか?もしそうだとしたら今すぐにでもトウモロコシの粉に入れ替えて、それをひとつまみ愛馬に振り掛け、人馬一体の安全と健康を祈らなければならないだろう・・・
by tturarc166
| 2016-01-17 15:42
| ネイティブ