「ワイン知らずのワイン語り」と・・・
2014年 05月 22日
先日釣ったカレイの縁側の部位でカレイの煎餅を作った。
すると妙に何かのワインに合わせてみたくなって吟味していると、これはシャンパーニュだなあ、ゼクトやスプマンテじゃなくてやっぱりシャンパンだ・・・あるいはフランケンの白でも、と思ったけどストッカーを見るとモエシャンが有った。しかしインペリアル・ロゼだったので、これはまたの機会にと思い、あとはギイ・シャルルマーニュとG.H.マムとヴーヴ・クリコとポール・バラが1本ずつ。ヴーヴとマムがロゼなので外してギイかポール・バラで悩んだけどドンペリのヴィンテージ’98と’99が有ったので’99に決定!ワイン通の方々には「アホか!」と言われるかもしれないけど、これにはこのワインだと思ったらそれでいいんじゃない?そうでなきゃ、いったいいつ誰と飲むの?って事になると全く予定が無い。しかし何で煎餅と一緒に飲まなきゃならないんだ、とお叱りを受けるかもしれないが煎餅とドンペリ、高い安いでは語れないものが有る。それとシャンパーニュはどんな料理にも合わせやすいし、食前、食中、食後と選ばないで飲める素晴らしさがある。ものを値段で判断するのはよくない。人間も役職で判断するのはよくない。昔の話になるけどロマネ・コンティの81年を85年に開ける試飲会をやらされた事があった。僕は反対したけど断れない人物だったのでしかたなく開催した。重要なゲスト8人を迎えて、罪を犯す気持ちで抜栓し、それぞれに注いだ。するとゲストのほとんどが「おー、素晴らしい」「さすがだ・・・」「美味しい」とつぶやく。何言ってんだ、旨い訳ないじゃん・・・と心の中で叫んだ。案の定全く開いてない、人はブランド名に騙されやすいんだね。ワインが可哀想・・・
by tturarc166
| 2014-05-22 14:38
| 美味しいもの