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ネイティブ・アメリカンとアイヌ民族

子供の頃、単純に「インディアンになりたい」などと思った事が有る。
父親の見るテレビ(西部劇)の影響だ。
昭和30年代から40年代にかけての東京は毎日のようにテレビで放映されていたから自然とそう思っていたのだろう・・・
しかし何故、白人の「ヒーロー」ではなく脇役的に出るインディアン「キモサベ」に興味を持ってしまったのか、たぶんそれは「民族衣装」か、そして決して出しゃばる事のない人間としての性格か、昔を思い出すと子供の頃から何かそんな事を感じていたのだと思う。
その後僕は青年時代に入り、その思いはどこか頭の隅に置き去りにされていた。
そして二十歳を過ぎた頃、以前から自分はこのまま東京で一生を暮らしていても良いのか?という疑問を感じ、両親の故郷だった北海道へ通うようになる。小さい頃はよく東京に出て来ている親戚に連れられ、夏も冬も楽しく北国で遊んでいた思い出がどんどん自分の人生に蓄積されていたようだ。やがて24歳になり北海道を永住の地と決意し、四季の有る大自然の中で暮らし始めた。そこで趣味のバイクを通しアイヌ民族と触れ合ううちに、小さい頃から思っていた「インディアンになりたい」が蘇ってくる事になる。
この土地には先住民がいる。そして少し民族について勉強しだすとアイヌ民族とインディアン(以降現在の呼称「ネイティブ・アメリカン」とする)は狩猟民族であり、彼らの考え方に共通点を見出した。
自分はたぶんヤマト民族であり、その誇りも有るが何故か彼らの「地球と人」に関する教えに共感した。
私利私欲の為に自然を破壊している人間がたくさんいる、人はこの大地に生かされているのだから自然を大切に、そして人間は助けあって生活して行かなければならない事を知った。
アメリカ先住民の「ギブアウェイ精神」
蝦夷地(北海道)の先住民アイヌの「ウコチャランケ」
現在の地球に一番大切な事を彼らは昔から語っているのだ・・・ネイティブ・アメリカンとアイヌ民族_a0160770_7235485.jpgネイティブ・アメリカンとアイヌ民族_a0160770_7263257.jpg
by tturarc166 | 2011-06-25 07:29 | ネイティブ

美しきかな北海道 カントリーカフェ・ タイムトンネルから発信


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